次のステージへ
皆さま、いつもご購読頂き、ありがとうございます。
代表の古澤です。
守・破・離という見事な修業についての考えがあります。
人間、ただ馬齢を重ねて生きてきただけとしても、『生きる』ということは一つの修業であると思います。
おとなしくして還暦の頃を迎えるまではひたすら『守』であったとしても、次は『破』というステージが来ないと、人生という修業も退屈に思えてくるような。
『食』に関して言えば、今まではとにかく食べさせて頂いていました。でもこれからは誰かに食べてもらおうかと。需要から一転、供給へ。消費から生産へ。受身から積極へ。
ぼんやりと流れるままの川下りにいそしんでいたのに、いきなり舳先を流れに抗して川上に向ける。長い退屈な修業の中で、まがりなりにも『破』がやって来たようです。
人様に食事を提供しようと思い立ち、東京の三鷹市に小さな食堂を構えることにしました。只今、開店に向けて準備中ですが、かなり独特なスタイルの食堂となります。
世の中には能力とセンスがあって、キチンとつらい訓練と修業をしてきたプロの料理人がゴマンといらっしゃる。東京ならば、豪華な建物、お洒落な雰囲気のお店がいっぱいあって、安いのから高いのまで美味しい料理が溢れています。そんな中で世間様に食堂として存在感を認めてもらうためには、かなり差別化する必要がありますので、個性的なスタイルを目指していきたいと思っています。
身体によい、健康によい献立、当社ならではの食材を用いたお食事の提供です。